この窓のこの角度からの景色には世界でいちばん詳しくいるね

太田垣 百合子と立野 由利子の発行したZINE『この窓のこの角度からの景色には世界でいちばん詳しくいるね』の続きです。

5月26日(85)

由利子さま

5月26日、晴れ。蒸し暑いです。木曜日。


髪の毛切った由利子さん、お首元の涼しさいかがですか!


わたしはこの前初めて眉毛サロンに行きました。
眉毛が気になるから、というよりは、体験として、やってみたくて。
最初に眉毛の形を決めて、描いて、それ以外のところを、ワックスでぺりぺり抜いていくんです。痛かった。けど、何故かスッキリした。


体験として、で言えば、美容外科にも、怖いもの見たさでカウンセリングを受けに行ってみました。わたし、SNSで整形のレポとか見るのが何故か好きなんです。カウンセリングは無料なので、皆、一体どんな空間でどんな説明を受けるんだろうと思って…。

感想:めっちゃ怖かった。
当たり前みたいに、クマ取りとか二重手術とか、脂肪切除とか、勧められました。「今日は後に予定があるのでカウンセリングだけお願いします」って事前に伝えているのに「今日受けたら麻酔と他のオプションはサービスします」とか、にこやかに言うてくる。わたしの目の下のクマは、放っておいたら「総理大臣みたいになる」から早く取るべきだそうです。意味分かんなかったなあ。


来週の天気予報をみたらずっと雨でした。カネコアヤノの「やさしい生活」の中に、「もう少し大丈夫になったら 次の日 雨でも落ち込まなくなるかな」という歌詞があって、こういう言葉に出会う度に「あ、大丈夫じゃなくてもいいんや」と、教えてもらえて安心する。


お庭に紫陽花あるの、いいですね。花の色は毎年変わりますか?
じっくり観察できそうで羨ましいです。


百合子