この窓のこの角度からの景色には世界でいちばん詳しくいるね

太田垣 百合子と立野 由利子の発行したZINE『この窓のこの角度からの景色には世界でいちばん詳しくいるね』の続きです。

7月18日(89)

由利子さま

7月18日、曇り。
そんなに気温は高くないけど、家の中であれやこれやしていると、蒸します。

気がついたら7月も、もう半分以上過ぎていました…。
耐えられへんくらい蒸し暑くなったと思ったら、先週はずっと涼しくて、自由ですね〜夏。

この3連休、まるまる休みやったのは日曜日だけでした。
土曜日は、今関わってる映画のオーディションで、ずっと推してた女優さんに会えて、一日中にやにやしていました。夜、大雨が降るって言われてたのに全く降らず、外を眺めながらずるずると神保町の立ち飲みで4時間くらい飲んでました。


昨日は写真美術館でやっている「アヴァンガルド勃興: 近代日本の前衛写真」展に。写真展に行ったり写真集を捲ったりすると、自分の見てる世界の解像度も突然グンと上がる気がして、好きです。


なんとなく、今月は短歌を詠む&読むのを止めています。
友だちが家に忘れていった歌集をひらいたり閉じたり、くらい。
同期から借りた『リンドグレーンと少女サラ 秘密の往復書簡』をお風呂上がりに少しずつ読んでいます。
この前のAmazonセールで、Kindleを買ってみました。ロケで、本を持ち歩く余裕がない時に鞄に忍ばせておくつもりです。


あんまり余裕はないけど、心しんどくはないので、健やかに過ごせているかなと思います。

あでもさっきの打ち合わせで、いや〜な言い方をし続ける人が居て、その人が発言して空気が凍り付く度にMP減らされました。最近改めて気付いたけど、わたしは殺伐とした空気が多分人より苦手。そういう場では、異様に陽気に振る舞ってしまう。ぐう。


来月、由利子さんが東京来るの、ほんまに楽しみにしてます。
コロナの感染者数が増えてきたから、心配です。


百合子