この窓のこの角度からの景色には世界でいちばん詳しくいるね

太田垣 百合子と立野 由利子の発行したZINE『この窓のこの角度からの景色には世界でいちばん詳しくいるね』の続きです。

8月19日(90)

百合子さま

8月19日、晴れ。
秋が近づいてきているのを感じます。
日差しもやさしくなって涼しい時間が増えてきた気がする。

先週は、とっても楽しかったですね。
雑然とした大学のBOXではじめましてをした私たちが、神田のバルで白ワイン飲みながらきゃらきゃら笑いながら話すようになったのはなんだか感慨深い。二人とも肩出てるサマーニット着てるのも良かったな。

東京は、相変わらず見るものがたくさんあって、街中で不意に立ち止まれなくて、お店や電車で近くになった人たちが話してることがおもしろかったです。
人もものも言葉もたくさんあって、飽きないけど、自分の中にある、誰にも引き渡したくないものをそのまま持っておくには福岡よりずっと体力がいるんだろうなと改めて思いました。

今週は声が好きな人たちの歌をひたすら聴きながら猛然と駆け抜けたので、来週はのんびり本を読むゆとりがほしいです。

ではまた。

由利子