この窓のこの角度からの景色には世界でいちばん詳しくいるね

太田垣 百合子と立野 由利子の発行したZINE『この窓のこの角度からの景色には世界でいちばん詳しくいるね』の続きです。

5月2日(82)

百合子さま

5月2日、月曜日。晴れていて風も暖かいです。

連休、いかがお過ごしですか。私は、前半3日間はひたすら家の片付けをしてました。物のいるいらないとか家具の移動とか、自分の家だからか、考えるだけでとても疲れました。片付けとかものの処分代行がビジネスになるの、わかる気がした。

昨日、公園を散歩していたらカエデの花が咲いていて、秋のことを考えたら急にさみしくなりました。まだ来てもない夏に「終わらないで」と思ってしまう。  

最近は、髪をばっさり切るかどうか、歯の矯正をするかどうかを一日一回は考えます。思い切るのは一瞬だとわかっているけど、一瞬の後に続くであろう長い時間を思うと踏み切れない。「海よりもまだ深く」の浜辺美波のベリーショートがとても良かったから今度切るときはあれぐらいやりたい。

あとは、読むことと書くことのバランスにずっと迷ってる。読みたいものたくさんあるけど、ちゃんと書いていかないとね。

ではまた。

由利子