この窓のこの角度からの景色には世界でいちばん詳しくいるね

太田垣 百合子と立野 由利子の発行したZINE『この窓のこの角度からの景色には世界でいちばん詳しくいるね』の続きです。

3月16日(40)

百合子様

3月16日火曜日、昼間は黄砂混じりの雨が降っていたようなのですが、行きも帰りも運良く降られませんでした。

LINEでちょこちょこと連絡は入れていたのですが改めて、10zine福岡、無事に終わりました!一刷目が無事に完売したこと、めでたいですね。なにより、店番をしているときに友人が遊びに来たり、一緒にお店番に入った人とお友だちになったり、楽しい時間が過ごせてうきうきでした。

みんなが作ったzine、内容も体裁もバラバラだけど「作りたくて作った」というのだけがひしひしと伝わってきて、良い空間でした。前向きな勇気がもらえる。

会期最後の日は、友人と行きたかったカフェや展示にも行けて大満足の休日でした。久しぶりにきちんと外の空気を吸った。

とはいえ、3月の頭から会社とフリーの仕事とzineの制作とガンガンに根を詰めてやっていたら、さすがに体が疲れて日頃から持ってる肋間神経痛が悪化している気もします。

ここまでが16日の日記で、ここからが18日木曜日の日記です。

肋間神経痛はもう大丈夫になりました。

昨日ラインで送った「自分の中で聞きたくないことと書きたくないことがはっきりしてきたわ、最近」という言葉。そのままの意味なのですが少し話すと、社会人になってから「自分は視野も狭いし経験も浅いから色々やったほうがいいのかも」と思って、この2年ぐらいは興味のない案件も引き受けていました。

もちろん真剣にやってたけど(なんかこういうのいちいちつけないと誤解を招くの鬱陶しいですね)、のめり込む感覚の生まれない事柄に時間を割かないといけないことや、興味がある/ない以前に「それって人の言葉を扱う仕事ってどうなんだろうな」と考えさせられることもあって、もうその期間は終わったんだろうなとふっと自然に気持ちが浮き上がってきたんです。

20代も半ばになったのにまだやりたいこと全然できてないなーとも思ったし。これからは自分がやりたいことをビシビシやっていきたい。

R-1観てたらまた好きな芸人さん増えたよ、みたいなこと書きたかったけど今回はここまで。

またね

由利子

追伸:最近はNothing's Carved In Stoneの「Alive」という曲をよく聞いています。YouTubeでも聞けます。ぜひ。
送ります。ありがとうございます。受け取りました。