この窓のこの角度からの景色には世界でいちばん詳しくいるね

太田垣 百合子と立野 由利子の発行したZINE『この窓のこの角度からの景色には世界でいちばん詳しくいるね』の続きです。

5月28日(46)

百合子さま

5月28日金曜日。晴れ時々曇り。
実は先週の水曜日に左腕を骨折しました。だからこの日記も、右手をパタパタ動かしながら書いています。

骨折は、朝会社に行こうと思って外の道にある15段ぐらいの階段を降りていたら、結構上の方で足を踏み外して、一番下まで落ちたみたいです。気づいたときには手と頭が痛すぎて思わず叫んでました。

そのまま近所の人が呼んでくれた救急車に乗せられて病院に運ばれ...あちこち打ったり擦りむいたりしたけど、重症なのは左腕だけということでその日のうちに家に帰ってきました。肘の下の骨が1mmぐらいズレてるらしい。レントゲン見たけどよくわからなかった。なのに、最低1ヶ月は包帯ぐるぐる&三角巾生活。レントゲンのインパクトと実情が割にあってないな、って思います。

あと、小学生の時から何千回も上り下りしてる階段だったからそれが何よりショックでした。これまでいろんな階段でつまづいたり転んだりしてきたけどあの階段だけは大丈夫だと思ってたのにな...

南極ゴジラ楽しく見てます。めっちゃおもしろい、し毎回「赤星くん...」となってます。南ゴジのTwitterとかインスタとか眺めてると、同年代で大勢わちゃわちゃ集まってものを作ってて、うらやましいです。いいなあ。
この一年ほとんどどこにも行けてない、人ともちょっぴりしか会えてない私からすると、きらきらの別世界を見てる気分です。遅れてやってきた青春ゾンビに襲われそう。

あたらしいことね、したいよね。ぽっと浮かんだこと列挙しますね。ラジオ、写真の交換日記、朗読、脚本、それと普通にお茶会したい。

いろいろ書いてたら『呪術迴戦』のアニメ観た話ができなかった。自分の中の老いを感じた作品でした。

今年は傘をさすことが減りそうだなあ。

由利子